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「……実は、まだできてないんです。
遊羽さんのドールにぴったりの、アクセサリーのデザインが浮かばなくて。
作家さんは『焦らなくていい』って言ってくれてるんですけど」
「ぷっ!それ、バイト辞めてハンドメイドだけでやっていこうとしてる人のセリフじゃなくない?
プロからしたら『舐めてんのか?』ってなるよ?
本当は遊羽さんもしびれを切らしてるのかもね!?」
「……そうかもしれません。
私、もう休憩終わりだから行きますね」
陽菜子は泣き出しそうな表情になり、すぐに更衣室を後にした。
ざまあ!
この前に私に楯突いた時の威勢はどうしたの?
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