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「ちょっと副店長、気が早いよ!」
大笑いしながらも、まんざらでもなさそうな店長。
「……副店長、店はいいんですか?」
「お客様の入りが悪いから陽菜子ちゃんに任せてあるの。何だか涙目で、いつもより元気がないみたい。……何かあったの?」
陽菜子の奴、いつもの『私、繊細なんですアピール』発動しやがって。
「お昼の豆ご飯、陽菜子の母親が寝ぼけて塩を大サジ2杯入れたとか言ってた気がします。そのせいじゃないですか?」
店長と副店長は不思議そうに顔を見合わせた。
正直、店の方は流行らないでほしいな。
同じ時給だったら仕事量は少ない方がいいもんね。
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