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「私の代わりに、遊羽さんのドールの為のアクセサリーを作ってくれませんか?」
その提案をしてきたのは陽菜子本人だった。
驚いて返事ができないでいると、
「どうしてもデザインが浮かばないから、今回は諦めようと思うんです。
遊羽さんに伝えたら、『じゃあ、別の作家さんを紹介してほしい』って言われて……」
と陽菜子が続けた。
「……別の作家っていうのが、私?」
私は人差し指を自身の鼻に当てた。
陽菜子が頷く。
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