復讐代行宝飾店~右腕になるアームレット~

9/52
前へ
/52ページ
次へ
「さすが陽菜子ちゃん! 新作も買ってもらえちゃったわねぇ~」 冷蔵庫から補充用の商品を取ってきた副店長が、陽菜子に話し掛ける。 「……あの、副店長。熨斗の件なんですけど、杏さんと一緒にシフトに入ってる時は私が書いてもいいですか? 杏さんさえよければ……」 はあ!? 「うーん、そうねえ……。 プリンターで熨斗の字を印刷するのは、10枚とか、注文が多い時だけにしたいし……。 杏ちゃん、そういう事で納得してもらえるかしら?」 「……はい、分かりました」 副店長に言われたら逆らう事はできない。 だけど、陽菜子の提案……いや、存在自体にイライラしてしまう。 上から目線がそんなに楽しい?
/52ページ

最初のコメントを投稿しよう!

5人が本棚に入れています
本棚に追加