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「さすが陽菜子ちゃん!
新作も買ってもらえちゃったわねぇ~」
冷蔵庫から補充用の商品を取ってきた副店長が、陽菜子に話し掛ける。
「……あの、副店長。熨斗の件なんですけど、杏さんと一緒にシフトに入ってる時は私が書いてもいいですか?
杏さんさえよければ……」
はあ!?
「うーん、そうねえ……。
プリンターで熨斗の字を印刷するのは、10枚とか、注文が多い時だけにしたいし……。
杏ちゃん、そういう事で納得してもらえるかしら?」
「……はい、分かりました」
副店長に言われたら逆らう事はできない。
だけど、陽菜子の提案……いや、存在自体にイライラしてしまう。
上から目線がそんなに楽しい?
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