犬猫の殺処分について

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 環境省によれば、全国で犬猫が2018年に38,000頭殺処分されている。  これは1日当たり約105頭である。  2008年は276,000頭だったことを考えると、かなり減少してきている。  犬猫を安楽死させるために薬剤を使う場合もあるが、手間とコストを考えて炭酸ガスが用いられることもある。  小説のネタにしたことがある。 「震災で飼い主を失ったワンちゃん、ネコちゃんを救うための募金」  これを駅前で一時期盛んに呼びかけられていた。  自分は犬を1匹ずつ3代にわたって飼ったことがある。  動物指導センターでもらってきたこともある。  そこでは、元気な生後3か月のワンちゃんがケージーの中に大量に詰められていて、そのかなかから、 「ヨーイ、ドン! 」  の掛け声とともに選んだ。  いきなり面食らったが、元気がいいワンちゃんがいいと思って、ジャンプする高さを観察した。  そして一番高くジャンプした子犬を捕まえて、家に連れ帰って飼った。  自分自身も、メス犬が大量に生んだ子犬の貰い手が半分しか見つからずに、殺処分してもらったことがあるし、きれいごとは言えない。  また、18年生きた2代目は、最期はボケてしまって1日中キャンキャン鳴き止まず、1箇所で回り続けるようになり、目も耳も不自由になり、最期は殺処分になった。  ペットの最期と、飼い主がいないペットの問題は難しい。
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