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耐えられずに、内気な私が勇気を振り絞って「いつ返してくれるの？」と聞いたら、「俺がいつか買ったら返す」だって。
いつかって、何なの？
もう何本貸したかも分からない。
そんなんで、残りの芯も少なくなってきて私は自分が使う時にはなくなっているんじゃないかって不安になった。
それで私にしてはかなり思い切って「嫌」と言ったのに、その男子は「けち臭え」と罵って、私から無理やり芯のケースを奪おうとした。
私と男子のイザコザで、芯の入れ物のキャップが外れた。
中身はバラバラと零れ落ち、教室のフローリングの床に散って粉々に砕けた。
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