分かり合えない者達

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 ある日の事。  闇族と光族。  二つの争い合う種族を仲裁するために、聖女はとある場所に赴いた。  それは、闇の国と光の国の間にある場所。  戦場と呼ばれる場所だった。  二つの種族は互いの命をかけて戦いあう。  そこに、聖女は割り込んだ。  そして、争いをやめるよう、説得を行った。  しかし、聖女の言葉は聞き入れられない。  争いは止まらなかった。  そのうち、戦場に飛び込んだ聖女は争いにまきこまれて、命を落とした。  しかし、生前の行いが評価されて、女神となった。  神様は、聖女の心の優しさを快く思い、これからも人々を導いてほしいと言った。  聖女はその期待に応えようとはりきった。
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