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て、そんなことしてる場合じゃねえか。早く食わねえと生徒会の連中が来ちまう。
もぐもぐもぐもぐもぐもぐもぐもぐもぐもぐ
ガタ
どうやら麗は俺が和人と喋っている間に食べ進めていて、俺たちよりずっと早く食べ終わったらしい。
「それじゃあ先行くな」
「いっふぇらっふぁい」
麗は飲み込んでから話せと言って食堂を後にした。
よし、あと1口でt「きゃぁぁぁああああ」鼓膜ぐぁぁあああ!!
だがあと1口くらいすぐに食いo「あーあくん!!」「うぐっ!!」
この声は
「ふひゃほ!」
「え、ごめんなんて?」
俺はパンを飲み込んだ後、双子1の質問を無視してもう1口を口に放り込んだ。
「もー!無視しないでよ!」
「あーくーん!」
双子を無視していると突然脇腹を誰かにつつかれた。
「ふな"っ!」
ギリギリ飲み込んだから良かったものの、少しでも飲み込むのが遅かったら吐いてたぞ
俺の脇腹をつついた手を掴み、その主をギッ睨む。
「あーちゃんだいたーん♡」
このクソ会計………殺意がカンストしてっぞゴラ
「人を急にくすぐるな吐くぞ」
会計の手を離して立ち上がり、双子を押しのけて扉の方へ歩みを進める。
俺、もう食堂来んのやめようかな。
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