愉快で不快なテスト期間!

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俺の腹もだいぶ落ち着いてきた。 先に勉強をしていた和人たちに混ざりに行く。 「いーれーてー」 そう言うとモサ男の隣が空く。いや、モサ男が空けたと言えばいいか。 「アオバ!!こっち来いよ!!!」 「なぜ」 「おい翔がそう言ってんだから素直に座れ」 「仰せのままに」 不良怖すぎピエン 「ん~~~???これどうなってんだよ!!わけわかんねえ!」 う る せ え 「ここはさっき使った公式を持ってきて、…ほら、これでやってみて」 さっきからモサ男が喚いて爽やかくんが丁寧に教えるを繰り返している。 爽やかくんもよくやるなぁ 本当、モサ男のどこがいいのか全くわからん そういや会長と副会長はこいつと初めてあったその日その時にkissをしたんだよな…。 生徒会ツートップは眼科に通った方がいいと思う。 いや、爽やかくんとピアスくんを入れたら4人か......。 いや、どっちかと言うと鐘の力で眼科が家に呼び出されて通うことになるのか? 可哀想に…南無阿弥陀仏。 「ん??なあ和人、なんこれ。この問題の語彙力バカ低くない?」 「それは多分君の理解力の低さのせいだよ」 とりあえずスネを蹴っておく。
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