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「ん"ぐぁーーー!!疲れた!!なあ、もう今日は終わりにしないか!?」
よく言った、モサ男を褒めて遣わす。
もう10時ですしね!部屋に帰らないと!!
「そうだね。じゃあ俺風呂の準備してくる」
だから爽やかくんはオカンかって…え?
「なに?ピアス君たち泊まるのw」
完全にアッー♂な展開になってしまうではないかwww
「え?アオバとカズトも泊まるんじゃないのか?」
「え?俺らも?」
やっと終わった勉強に力を抜いていた和人が思わず聞き返す。
「え?泊まらないのか?」
「いやいや、そんな話し微塵も聞いてないし…。」
せっせと鞄を漁る爽やかくんが言う。
「ていうか菊池たち、着替え持ってるの?」
「当然ありませんけど。」
「そう言うと思って、はい。これ。」
そう言って差し出してきたのは青がベースに使われているオサレなパジャマ(上)だった。
「………??」
俺のを着ろよ…(イケヴォ)ってか?
受け取って広げてみるとサイズが明らかにあっていない。俺と和人にではなく、爽やかくんにだ。
「デカ」
「えw爽やかくんいつもこのデカさなのww」
いや考えてみろ。確かに身長も高くてサッカーしてるから結構ガタイだろうし、着痩せしてるだけで服のサイズはこれくらい「いや?それ大谷の。」「そっちかよ」
勝手に持っていかれとりますがピアス不良少年はそれでいいのか。
「てかなんで着替え持ってるわけ?泊まりだってわかってたんか。そんなんか」
「2人が買い物行ってる間に泊まることになってたんだよ。2回も下まで行くの手間だし、服なら貸せばいいかってなってね。そうなったって言ってなかったねそういえば」
本当は邪魔が少ない方がいいけど、翔がどうしてもって言うから……とかぶつくさ言ってた気がするけど聞こえないふりをしてパジャマの出てきたカバンを漁る。
「……あれ、上下一対しかなくね?」
「え?」
いろいろ引っ張り出して見つかった衣類は紫色のシックなズボンだけだった。
あとは爽やかくんが最初に持ってたシャツと、シャンプーとかタオルとか...こんなんモサ男に借りればいいだろなんで持ってきてんだよ。
わたしぃ、シャンプーこれじゃなぃと合わなぃんですぅっていうあれか。
「…まあ、いっか。ぶっちゃけどっちかあれば布団かければいいし。」
「そうだな。」
それに続いてパンツは裏返せばいいとか言ったらモサ男以外の3人に軽蔑の視線を向けられた。
なんだよ
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