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ま、服は返したし俺は帰るとするか。
「そんじゃな」
「ばいばーい♪」
エレベーターは怖いので階段から下に降りる。
「ただーま」
「おかえり」
俺は麗の座るソファに寝っ転がり、膝枕をしてもらう形で横になった。
「麗さん下から見てもイケメンとか妬む」
「勝手にやってろ。てか邪魔だ」
「本読んでるだけでしょ。邪魔も何も無いじゃないですか」
「視界にお前の顔面が映る。」
「それで邪魔扱いは酷いと思う」
よっこらせっくすと言って起き上がると、時刻はちょうど6時。
「やっべえ見るの忘れるとこだった!」
俺は即座にテレビの2チャンをつける。
麗に、「お前その歳になってそんなものを見るのか」とか言われたけど気にしない。
ぐすん
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