愉快で不快なテスト期間!

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「麗、ここなに」 「あ?…あー、お前まず符号が違う。そんな初歩的なミス勿体ねえぞ」 「…あ、ほんと。凡ミス多いんよね俺。」 「落ち着いてやればできるから頑張れ」 「......……俺麗になら抱かれてもいいや」 「俺はお前なんか抱きたくねえけどな」 そう雑談しながら勉強してると、突然チャイムがなった。 ピンポーン 「居留守だ」 「わかってる」 俺と麗の心が通じ合う。これぞ以心伝心。 すると2回目のチャイムがなる。 ピンポーン ピンポンピンポーン ピンポーン …………………………………………………… 出ないでいると、諦めたのかもうチャイムはならないでいた。が、 ドンドンドン 次は扉を叩く音が響く。 そして人の声 「あーちゃんいないのー?一緒にお勉強しない?今なら俺の特別講習も受けれるよ☆」 俺と麗はそれぞれの勉強道具をもって自分の部屋に戻った。
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