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「ていうか、双子2は麗に教えてやればいいと思う。俺国語が一番得意だし」
「えー、分かってないなーあーくん!」
「そうだよー。僕たちはただ勉強を教えるためだけに来ただけじゃないんだよ?」
「そっちのが問題だわ。…まあ、お前みたいな奴に教えられるなんて麗も嫌か。」
「ちょっとそれどーゆーこと!?」
「ほんとツンデレだよねー」
「ちげーわボケ」
ギャイギャイ騒いでいると扉が開いて、そして閉まる音がした。
どうやら部屋から出て行ったようだ。
麗、これ2日目だぞ。
ほんとう、悪い…。
まあ相手が生徒会じゃなかったら怒鳴り込んで来てるだろうけど。
「あ"ー!腹減った!お前らもう帰れよ、お高い食堂でディナーでも食ってろ」
数時間勉強し、ついに集中力が底をついた。
「じゃああーくんも一緒に行こーよー」
「俺はここで食うから。カップ麺だから。今月カツカツだから。」
「行こおよー」
「嫌だって。あそこクソたけえだろ」
「「奢るよ?」」
「何してんだ早く行くぞ!」
「「変わり身はやーい♪」」
そして俺たちはダッシュで食堂へと向かった。
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