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さあさあ、もうそろそろ夜の9時!部屋に帰っても良さげなお時間ですねぇ!!
「あーもうこんな時間かー!それじゃあ俺はもう帰ろうかなー明日も早いしー!」
「じゃあ送るよー♪」
「いらねえやいバイビー」
そう言って俺は寮までの道を辿る。
「お?」
「あ?」
その途中でなななんと、激レアである野生の寮長を見つけた。
どうやら自販機で………なんだあれ、なんて飲み物?
この人だいたい自分の部屋に引きこもってて外で会うとかほんと珍しいんよ。
会長もこの学園にいるって知らなかったくらいだし。
「おー寮長さん。お外に出るなんて珍しいじゃないデスカ。」
目が合って無視するのもあれなので、とりあえずは話しかける。
前のことがあるし半径2m外だけど。
「今日は郵送が使えないからな。何か用か」
「いやまあ特に用事って訳じゃ...あ、そういや会長とはどうですか?上手くいってます?」
「…上手く、か。ああ、...そうだな、多分上手くはいってるぞ。やっぱり友達ってのはいいな。」
「さいですね」
上手くいき過ぎてそういうナカにまで発展してたらどうしようとかちょっと思ってた。ごめん。
「てか、寮長はモサ男を抱いたんですか?」
「あ?モサ...あんときのチンチクリンか。あん時も言ったが、あんなん抱けるわけねえだろ。あいつは話し相手だ話し相手。たまに部屋くるぞ」
「まwじwかw」
結構仲良くなってるwww
「まあいいや。アリーヴェデルチ~」
「おう」
なんか寮長すごいマトモになってたね。前までの印象話の通じないヤリチンだったんだけどなぁ。
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