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「……まあ、そういう事だから。俺行くわ。」
「ちょっと、話の脈略~!」
以前掴まれたままの俺の腕。
「ちっ」
ゴリ押しはやっぱ効果なしか。
「まあいいや☆あーちゃん、俺の部屋で勉強しない?」
「えやだ。時間考えろよ。」
あとなんかイカ臭そうだし
「毎日清掃の人が来てくれるからそんな臭いしないよ~」
「俺また口に出てた?」
「顔に書いてあるんだな~☆本当あーちゃんはわかりやすいね」
そんなこと人生で初めて言われたが。担任といいお前といい、この学園には人の心を読むことが出来るやつが複数いるようだ。
「そんなことより、早く行こー!勉強道具は貸すから直行ね♡」
「は!?俺行くなんて一言も言ってないだけど?!」
「そんなつれないこと言わないでよー」
そういうと俺の手首を掴んで走り出し…速!?
ハク様思い出した。
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