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時間は経ち、今俺は会計の部屋から帰る途中だ。
またお泊まり♡とか本当もうそろそろド級に低い民度の親衛隊怖いし、今日は会計がトイレに行ってる間に書き置きして帰った。
はあ、廊下長い……。エレベーターまで遠い……。
会計の部屋も会長の部屋と同様、ほぼ最奥だった。
俺は↓と書かれているボタンを押して待つ。
エレベーターは5階で止まっていたので直ぐにチーンと音が鳴って開いた。
中には誰も乗っていなかったので、俺は乗ったら直ぐに2のボタンを押して閉じるに指を向ける。
あと10cm程で閉まるという時に何かがそれを阻止した。
「!?」
えぇぇなになに怖ぁ…
よく見るとそれは人の指で、両手分の指があった。
だんだんギギギと扉をこじ開け…は?こじ開け!?誰だよそんな危ねぇことするやつ!?
俺の位置からでは扉の外は見えない。
まあ、このセキュリティ万全な学園のことだ。不審者なんかではないというのが救いだろう。
俺はその辺は信用して………いや、モサ男あの門を飛び越えたんだよな…。
……………まあ、だとしてもここまで不審者はこないだろ。俺はその辺は信用している。
相手によっては文句を言ってやろうと思いながら、徐々に開かれていく扉に目やる。
外から入ってきたのは
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