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中から出てきたのはシャツの第3ボタンまでしか閉めてないかわいらしい男子生徒…いや、男の娘だった。
男の娘は俺を見て、ふん!と鼻を鳴らして去っていってしまった。
それに続いて半裸の長髪イケメンが出てきた。
「ちっピンポンピンポンうるせぇんだよ。せっかく乗ってきたのに帰っちまっただろうが。」
ええ…。
「それは...あー、すみません。転校生の日野くんを連れてきたので寮の鍵と説明をお願いします。」
そう言うと寮長は俺から視線を外して後方にやった。
モサ男を見た瞬間、寮長は顔を顰めて「アイツかよ…」と呟いた。
お前クラスのやつらと全く同じ反応するじゃん草
まあ、爽やかくんとかピアスくんとか生徒会の美形共とか、イケメンホイホイモサ男くんだからこの美形寮長も虜にさせちゃうだろ。
数秒後、寮長はため息をついて俺の腰に手を回してきた。
おっと。
「あ、あの」
「あいつよりお前の方がマシだからな。ちょっくら俺とにゃんにゃんしようぜ」
にゃんにゃ......オヤジかよ
いやそんなのどうでもいい。
「すみませんそれはできかねますかね~。俺触手とかスライムとかそういう人外系がいいんですよね~」
「おーいいなーそれ。俺もそれやってやるよ」
「あらあら寮長さんもしかして人外系にお相手されたい願望g「そういう奴らのごとくねっとりとお前を犯してやるよ」離せぇぇぇええええええええ!!!!!!!」
バンバン寮長を叩いて押して何とか抵抗する俺。
「おいモサ男なにぼーっとしてんだよ!おれの貞操の危機を助けろ!!」
「えっ!?あ、ごめん!!」
そう言ってモサ男は寮長へ飛びかかった。
俺諸共
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