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「で、何があったんだよあの後。」
会計は俺が投げたペットボトルをキャッチして、中に入っていた水を飲む。
てか水飲んでるだけで様になるってwwこれなんて言うんだっけ、あ、そうそう。
殺意
「えー♪教えてあげてもいいけどー、あーちゃんからちゅー「はよ言えよ」もー、つれないんだから」
・
・
・
「それガチなやつ?」
「ガチのガチのガッチガチだよ♪ついでに俺のガッチガチになったの舐め「きもい」だよねぇ」
会計の話をまとめるとこうだ。
俺、生徒会室で寝る。
↓
俺に抱きついていた会計が俺を膝枕。
↓
そのうち皆帰る。
↓
そろそろ会計も帰るかーって時に俺目覚める。
↓
でも寝る。
↓
生徒会室に放置もできないので会計の部屋にGO。
これ完全に悪いの俺じゃね。
「いや、その…すまん。迷惑かけた…」
「んーん?全然だよー♪逆にあーちゃんの寝顔いっぱい見れたから幸せだったなー♡」
「あ、はい。さいですか」
…ん?
「てか、なんで6階の会計の部屋なんだ?多分俺の部屋の方が近かったろ。2階だし。」
「えー、俺あーちゃんの部屋知らないしー」
「だったら1階の寮長室で聞けばいいんじゃないん?」
「あー、いつも可愛い子連れ込んでイイコトしてるしー?邪魔すのは悪いじゃん☆」
逆に邪魔してやればいいのに
「まあいいや。わざわざサンキューな。会計。…てか俺の服どこだよ。」
「あーちゃんの服はー、あ!そこー」
そう言って会計がゆびさした部屋の隅を見てるみと、制服が棚に入っていた。
「おー、あざま」
そう言ってベットからおり、隅へぺたぺた歩いていく。
制服へ手を伸ばした時、あることに気づいた。
これ……高い!!!!
くっそ届かねぇ!!
絶妙に届かない。173センチでも届かないとか取り壊しちまえこんな部屋ぁ!!
「どうしたの~?あ、もしかしてぇ、届かないとか?」
こいつ…わざとか。
ここで認めたら一生の悔いだ。ぜってぇ自力で取る。
「ふん!!!」
全力で背伸びをするも、なかなか届かない。
てかこれじゃあ会計も届かないんじゃないか?
そう思って後ろを振り向くと、すぐ近くに会計がいた。
「うわっ!気配消すなよ!!ビクッたァ!!」
「あーちゃん、いいの??」
…?
「な、なにがよ」
「そーんなに無防備で」
「?????は、はあ…別に。お前らにはモサ男…日野がいるし、俺をどうこうしようなんてないだろ。」
それよりこれお前取ってみろよー。どうせお前も取れないだろーと言いかけた瞬間、全身に鳥肌が立ったのがわかった。
「っ!!?あっ!?おまっちょwwん、ぐふっやめwwwwwあひwwやめろってングふふふふwwwwww」
なんで急にくすぐってきやがったんだこいつ
わけがわからないよ。
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