546人が本棚に入れています
本棚に追加
/175ページ
急なモサ男の俺たちの仲発言に顔をひきつらせる。
「えっ…と、……え？」
ちょwww関係グレードアップしてるwwwww
あ、ダメだこれワロエねぇ…。
俺たちの仲ってなんやねん。どんな仲だよ。
こういうやつはバッサリ言った方がいいと俺の経験上…まあこんな経験したことないから勝手な判断だけど、そう思う。
「いや、ごめん。俺は日野をそういう目では見れない、かな。」
俺のその発言に、大半が集まったクラスが固まるのがわかったわ。うん。バッチリ。
これはたから見たら告白を断ったシーンなんだよな。あの言い方はそうなるでしょ。
やっと言葉を理解したのか、モサ男が見えてる部分の顔を赤くしてワタワタしだした。
可愛くないぞ☆
自分で盛大にブーメランを放ったのを自覚しつつ、俺はこう口に出した。
「ていうか、俺は触手やらスライムやらの人外系に興奮するから。日野は人間だろ？」
かわいい女の子が人外系にｱｰﾗﾒｰな展開は嫌いではないむしろ好きだ。自分がするとかされるとか冗談じゃないけどな。
そういえばこの性癖の事、日野は一応知ってたはずだけど。
するとワタワタしていた日野がやっと声を出した。
「そ、それは知ってるぞ！！前に言ってたからな！！！お、お、俺が言う仲って言うのは！俺たちは親友だか！！！だから一緒に遊ぶために！俺を捕まえるっていうか！！！そ、そのことを言ったんだぞ！！！！」
はいクラスメイトたちの誤解を解いてくれてありがとう。
最初のコメントを投稿しよう！