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「それと、ゲーム中に放送をかけた奴。」
ギクリンチョ
待ってそれ僕⤴︎の事じゃないですかー。
館内はまたもやザワザワ
しばらく経って会長が溜息をつき、「また出てこないのか…」とか言ってる。
そりゃあね!勝手に機械弄ったからね!!怒られると分かってて出てくるやつなんていないでしょ!
会長わかってないなー、とか思って口尖らさてたら、会長がマロに近寄っていく。
するとマロは立ち上がり、全力疾走でこちらへ向かってくる。
「ヴぇ!?」
こちらへ向かってくるwwwww
「ちょま、マロ待て!!落ち着くんだ!!」
とか言ってるうちに距離はもう1m。
「あっ…w」
はい。
何があったかって?
まろの全力疾走(クソ早)で障害物(俺)に当たるんよ?そりゃこうなるわ。
結果的に俺の腹にマロがダイブしてきました。
「ぐぼべっ」
マロにぶつかられたあとの倒れた俺は現在進行形でマロにペーロペーロされている。
「くっふ、マロ、もちつわっぷ、す、ストップ!マロ、待って!ステエエイ!」
するとマロはシュンとしておすわりをしてくれた。
「くっかわ…」
もうこれは、撫でるしかないよね!
俺がマロをわしゃわしゃしていると、後から会長がやってきた。
「貴様、か?」
「えっ…あ」
マロを知ってる=放送したやつ
ってなりますよねえ!必然的に!!
「………………………………はい」
とても、とーてーもー嫌だが認めた俺を誰か褒めて。
「あー、そうか。」
本日二回目の僕ちんなので、会長もたいそう驚いて…いやこれ何どういう時の顔?呆れ?え?呆れてるの??
「貴様に言うことが2つある。」
「はい」
2つもあるの。
「まず1つ目。呼ばれたらすぐ出てくるようにしろ。」
「…………はい。」
まあ、うん。それが常識というものだよな。
いや、ね?分かってはいるんだよ。でもさあ、あそこで出ていったら、完全に悪目立ちやん。
「2つ目は、俺様の飼っている犬を助けたてくれた事に感謝する。ありがとな」
「あ、…はい。」
なんだよありがとな。って!上から目線。
てか今軽く微笑んだせいかしらんけど周りのチワワが倒れたんだけどwww
ちょ、www何それwwwwwどんな感性www
すると会長が、というで、と続け、
「何か一つ願いを1つ聞こう」
と言ってきた。
何これデジャヴwwwwww
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