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「お待たせしました会長。さあ、ゴートゥーしましょう。」
「…貴様はバ……いや、なんでもない」
え?待って、そっちの方が傷つくからやめてくれん???
「そうやって人を傷つける人はモテないですよ」
「生憎俺様は相手に困ったことはないからな。」
「会長が寮長みたいなこと言ってる」
「というか、貴様、体育館と印象が違うな」
「え?あー、はい。親衛隊とかの前だと会長と口を聞くのすら怖いんで。会長単体だと……あぁ、まあそれなりですけど。」
今なんでこんなに喋れてるのか不思議になってきた。
寝起きパワーかな(適当)
しばらく歩いて門に到着した。
「ん"??」
だがその門にはいかにも10円傷をつけてはいけないという感じの車が止まっていた。
わぁすごーい、他にも誰か外出するのかなーなんて考えていたら、黒ずくめの男が近よってきた。
「お待ちしておりました輝坊ちゃん。」
坊ちゃんだってwwwwww
…え?
Don't10円傷の車に乗り込んだら何かが俺に突撃してきた。
な、な…奇襲か??(デジャヴ感)
犯人は大変可愛らしいワンコロだった。
「お~マロ~!元気してたか~?」
マロを撫でてデレデレしてると、会長が早く座れと言ってきたのでとりあえず入口から1番近いところに座った。
「おっふぉww」
やっばいこれwwwこのイスめっちゃふかふかw寝れるwww
マロが隣に来て俺の膝に頭を預けてきた。
「あっ…これ…ここは天国なのか……」
この神的状況に浸っている俺は、会長がどんな蔑んだ目で俺を見ているのかなんて知らなかった…。
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