癖がお強いようでww

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ゴンッ「ンガッ!」 俺がスヤスヤと天使(笑)のような寝顔で寝ているといきなり後頭部と背中に痛みが走った。 「いってぇ……」 まあ、思い出したくもないこの学園に入学した時の夢見てたから今はこの痛みに大大感謝だな。 起き上がると目の前にベッド。手には硬い感触。どうやらベッドから落ちたようだ。 「ふぉおおあぁぁぁぁ」 おれは欠伸をしてベッドに戻ろうとしたが、強烈な尿意があるということに気がついた。 漏れそう。 用を済ませてベッドに戻る頃には、俺の目はもう冴えていた。 「寝れねぇ…」 時間を見ると朝の5時頃。あ、これ今寝たら遅刻するパターンじゃん。 しゃあない起きるか。 俺は滅多に食べない朝食を食べ、歯磨きをし、制服に着替えた。 あー、これすげえ暇なやつだ。         スマホは力尽きて(電池切れ)て今 充電してるし…。 「たまには早めに学校行くかあ」 そう言い、俺は鞄を持って学校へ向かった。 「それにしても寮から地味に遠いんだよなぁ、ここの校舎」 寮から歩いて20分で学園へつく。 そこはもっと頑張ってさ!こう…5分とかでさ!つくようにさ!! 実際、寮がデカすぎて遠いだけなんだけどね。 なんで横に伸ばした?縦に伸ばせよそこは。日本そういうの大好きだろ。 なんか地震が来たときにどーのこーのって言ってたけど。 あとお坊ちゃま達は車だからそこまで苦ではないだろうし? べ、別に!羨ましいとか思ってないんだからね! 誰か、俺も車に乗せてくれてもいいんだからね...! とかツンデレってたら着きましたよ。 てか今何時だ。 校舎についてる時計を見ると針は6時16分を表していた。 思ったより時間経ってたっぽいな。 寮でゆっくりしすぎたか。 まあまだ全然遅刻じゃあないんですけどねー。 ……………てか、こんな時間に来て学校開いてるの…?? いや、風紀とか見回りしてるっつってるし、先生がいないってことはない…のか? えーでもさすがにこんな早くにはいないよなー。まだ6時台だしー。 あ、1分経った。 … ……… …………… …………………… …………………………………… ……………………………………………………………… あ、また1分経った。 ダメだこれ時間が永遠に感じるやつだ。 ま、いいんやいいんや。 最近(万年)運動不足だし、この学園のバカでかい門の周りでもぐるっと1周…するには時間が足りないか。ま、正門くらいまでなら行けるかな。 それではレッツラゴー
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