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高身長オサレイケメンの横でズボンを抑えている変なポーズで歩く俺。
これなんて罰ゲームwwwwww
あっ今の人2度見した。2度見されるの何回目かな、悲しくなるぜ。
服屋につき、適当にスウェットを探して決める。
片手では色々やりにくいのでここは会長に手伝ってもらいませう。
「かいちょー、それ取ってくだせぇ。」
「あ、この服もいいなー!かいちょー、持っといてください!」
「あ~~!片手じゃ財布からお金取れないな~~、かいちょー!一旦払っといてください!ついでに奢ってください!」
ゴヂンッ!
「調子に乗るな!!」
「スンマセン………。」
会計を済ませ、試着室を借りてスウェットへ着替える。
貰った袋に元のズボンを入れ、出ていくと会長がまた女子に絡まれていた。
「ちょwwwどんだけwwwwww」
「笑ってないで助けろ!」
「うはwwwww了解っすwwwwww」
サングラスを掛けて「会長通りまーす」と言いながら救出。今俺の服上下が黒だからちょうど良かったわwガードマン的なwww
「いやあwモテる男は辛いですねwww」
「なんだ嫌味か。女々しいな」
「俺のハートに大ダメージ!!会長への恨みが増した!!」
近くのコンビニで買ったポテチうす塩味を開け、先程の石のベンチへ腰掛ける。
「かいちょーもどーぞ」
「いや、俺様は」
「もう既にポテトやらハンバーガーやら食ってんだから今更っすよ。」
「………」
袋を会長に差し出す。
…ポリ
お、食った。
ポリポリ
パリバリパリ
ポリパリ
すげえ食うじゃんww
「気に入りました?www」
「いや、……ああ、美味いな。」
俺もパリパリする。
「あ、会長。この指についた塩がいちばん上手いんですよ。」
そう言って俺は指を舐めて見せた。
会長も続いて舐める。
「…美味いな。」
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