お友達との仲直り

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ポテチを食べながら少年と青年はたわいのない話をする。 今日の授業の内容だったり、学校で起きたことだったり、そんなたわいのない事だ。 なのでこの話も、少年にとってはたわいのない話の1つだった。 「ねえ、最近モモ怪我多いけど大丈夫?」 「え?あー、うん。だいじょーぶ。鬼ごっこですっ転んだだけ。」 青年は一瞬怯えたような顔をしたが、長い前髪のおかげか少年にそれは見えていなかったようだ。 「ふーん。あ、そうだ、この話を忘れるところだった!今日テストやったんだけどさ………」 やがて時間が来て、少年はいつものように家に帰った。 風呂に入り、明日の予習をしてベッドに沈む。 (明日は土曜日。お父さんに頼んで、明日は習い事を全て別の日にしてもらったし…。) これでモモと沢山遊べるぞ、と、嬉しそうに口角を上げ、程なくして少年は眠りについた。
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