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「てか会長、ももって寮長の事だったんですか?モモチャン違いじゃないんですか?すごい身近じゃないすか。」
「いや………今1番驚いてるのは………俺だ。面影はある…し………?」
しかめっ面でそういう会長。
会長にはいつもの覇気が感じられず、今なら1発殴っても勝てそうだと感じた。
「殴ったら殺すからな」
「ヤッベ声出てたゴメンナサイ」
そんな茶番は置いといて
俺は寮長へ目を戻した。
「てか、女といたとしてもなんでお前にそんなこと言われなきゃならねぇんだ?」
ん?え、そこの怒鳴ってる男の人恋人ちゃうの?
いや、だとしたら俺にあんなセクハラするはずないしあんな事後ですムンムンのオーラさせながら出てくる男の娘もいないか。
「は?何言ってんだよ……俺たち、もう…あ、あぁいうこと、しただろ…?だから」
「そりゃあ、セフレならするだろ」
「セ…フレ…?」
男は目を見開き、ワナワナと震えていた。
てか寮長さんよ、お前………ほんと…………。
てかかつての親友がこんなになってるとか、カイチョーかわいそす。
それからしばらく口論していたようだけど、最初から最後まで男が怒鳴って終了した。
てか何で最後まで見届けたんだろ俺。もう空結構暗いじゃん。
「あっ」
そういえば…………
横にいる会長を見たら、とても真剣な眼差しで寮長を見ていた。
……………まあいいか。
「会長、どうします?仲直りする相手が都合よく見つかりましたケド」
「……ああ、そうだな。」
まあ、あんなの見ちゃったら失望するのも仕方n「行ってくる」さすが会長男前。
そういうと会長は岩のベンチから立ち上がり、寮長へと近ずいて行った。
ねぇ、…今どんな気持ち?
一瞬光の速さで天才うんこピアニストが脳内を過ったが、俺は空気を読む男。気にしないことにする。
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