546人が本棚に入れています
本棚に追加
30分たっても班が決まらないということで、委員長がくじを作ってくれました。
そしてくじを引き終わり、俺は神を恨む決意を固める。
「やった!!皆同じ班だな!!!」
「そうだね。沢山思い出作ろうね、翔。」
「…………っしゃ…!」
「…………………………」
「そんなことより早く役割分担するぞ。」
メンバー。
モサ男、爽やかくん、ピアスくん、俺、麗。
なんでこんなピンポイントになった?
クラスメイトもっといるだろ。山田くんとか西田くんとか岡田くんとか。
ブルル
悪寒が……。
モサ男がいるとか嫌な予感しかしねえよ。
絶対これ仕組まれてるって。
「役割ってどんなのがあったんだっけ?」
黒板見ろよ書いてあんだろ。
「班長、副班、保健、お楽しみ、配分だな」
班長が点呼とか色々面倒くさいことをして、副班がそれの補佐。保健が怪我したやつを保健医に観せて、お楽しみが…なんか企画考えんのか?お楽しみ係とか小学生ぶりに聞いたぞ。配分は……まあ何か配んだろ。
1番楽なのは副班と保健か。
「俺班長やってもいい?」
爽やかくんが我先にと立候補する。
うん、このメンツだと文句なしで班長になるだろうな。
「それなら俺が副班がやるよ。」
「ん?」
「え"っ」
「は?」
「…………」
ふぁ?なになに。なにその目。
「……本当、お前は話聞いてないな。」
「それが俺の良いところ♡」
ガスッ!
痛い殴られた。
最初のコメントを投稿しよう!