0人が本棚に入れています
本棚に追加
/3ページ
第2話 見えていたのはまやかしの輝き
歩調あわせて 一緒にふみだした
せーのの合図 リズムを刻んだ
新しい生活
きっと楽しいことがたくさんある
期待で胸がいっぱいだった
一緒に歩こうね
約束した道
カレンダーめくりながらワクワクしていた
でも それ は も うか この こと で
叫んだ イライラした ぶつけた 憤った どうしてこうなった? 理想なんて綺麗すぎて 汚れていたほうが親しめるなんて 思わなかった 期待が重すぎて 忘れてしまった あの日の気持ちすでに 私だけ おいて 行かれて 嫌というほど思い知ったよ 見えていたこの世界の 輝かしい部分なんて 所詮まやかしなんだって
最初のコメントを投稿しよう!