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Dear you.
空を見上げてみれば、そこには、
数えきれないくらい、たくさんの流れ星があった。
そっか、今日は流星群が見えるんだったね。
君は、何を祈ったの?
僕はね____。
少しずつ、夜が開け始めてくる。
遠くなっていく、僕の未来に、
「またね」そう言って、手を振ったんだ。
微笑む君を横目に見ながら。
ねえ、僕の人生はこのまま終わっちゃうの?
「まだ夢も、何も、叶えられていないのに、、!」
そう叫んだ声は、僕以外誰もいない夜の浜辺に
虚しく響いて消えていった。
忙しなくすぎる毎日も、
特に意味を持たないし、在り来りすぎて息が詰まる。
どうも早まっていく鼓動が、
僕の残り時間が少ないこと、知らせているんだ。
じゃあね、また、どこかで会おうぜ。
次はもっと、僕じゃなくて、君が輝ける世界で。
僕と君の大切な運命繋ぎ合わせて、
心の奥に、仕舞い込んだあの日のメロディーを、
これから先も、忘れないように_______
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