友季の愛情表現

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「やだ」 舞は、慌てて首を横に振った。 「やめないで……もっといっぱいトモくんに触って欲しいもん」 「舞……」 友季は一瞬だけ驚いたように目を見開いて舞を見つめたが、 「……俺を(あお)った舞が悪いんだからな」 すぐに舞の唇を奪った。 先程までのキスで既に潤ってしまっている舞の唇を、友季が優しく吸うようにして触れると、ちゅっと小さな音が鳴る。 舞の唇を(ついば)むようにして、ちゅっちゅっと小さな音を何度も立てた。 舞の胸に触れていた友季の手が、今度は舞の背中を優しく撫でまわし―― プツッと小さな音が聞こえたと思った瞬間、 「!」 舞は胸元の締め付けが解放された感覚を覚えた。 直後、いつの間にボタンを外されていたのか、舞の肩からパジャマと下着の肩紐がするりと滑り落ちる。 「やっ……!」 舞は慌てて布団で体を隠そうとしたが、 「俺にいっぱい触って欲しいんだろ?」 部屋の明かりをリモコンで薄暗くした友季が、舞から布団を取り上げて、舞の体をそっと押し倒した。 (あら)わになった舞の胸に、友季が唇を落とす。 ちゅっちゅっ……と、音が鳴る度に、舞の体がぴくっと小さく震えた。 「可愛い……」 嬉しそうに微笑んだ友季は、舞のパジャマのズボンに手をかけて、舞を一糸(いっし)(まと)わぬ姿へと変える。
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