友季の愛情表現

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自分でも触れたことのない場所に、友季の長い指がゆっくりと侵入し、 「……っ」 初めて感じるその痛みに、舞は唇を噛み締めて耐えていた。 「……痛い?」 友季の心配そうな声に、 「だ、大丈夫」 舞は慌てて首を横に振る。 痛いなんて言って途中でやめられてしまえば、優しい友季のことだから、もう二度と触れてくれなくなるかもしれない。 それだけは、絶対に嫌だった。 友季の指がゆっくりと探るように優しく動き、 「……あっ……」 お腹の奥がキュッと(うず)くような錯覚を覚えた。 「ごめん、痛かった?」 友季は慌てたが、 「ううん……今の、もっとして欲しい」 「……舞って、さらっとエロいこと言うね」 驚きと嬉しさが入り交じった表情で舞を見つめた。 舞の様子を注意深く観察しながら、じっくりと時間をかけてトロトロになるまで(ほぐ)し、 「……いい?」 期待と熱の籠った眼差しで、舞の目を覗き込んだ。
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