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もっと刺激が欲しくて夢中になって擦り付けていたら、ぐらりと視界が揺れた。
「ってぇー……。」
ドンっと言う音と共に背中に感じる痛みと俺を上から覗く玲輝の顔。
あ、俺ソファーから落とされたのかー。
「ったく……、ヤりてぇなら他当たれ。」
「えーだって、今颯斗いないしー。」
「……ああ゛?」
起き上がる気力がなくだらりとしたままそう返した途端、部屋の空気が一気に下がった。
え?って思ったときには玲輝に思いっきり胸倉を掴まれて鋭い目で睨まれていた。
「あいつに、雨宮に手ェ出したのか?」
「え?……最後までヤってねーけど、触っただけー?」
颯斗よりか迫力のある睨みだったけど、そーゆーのに慣れてる俺は臆せず素直に答えた。
すると、掴まれてる胸倉を引っ張られ上体を起こし、手で頭を抑えつけられた。
気がつけば、ソファーに座ってる玲輝の足の間にいた。
「舐めろよ。」
「ん?」
「舐めたら、相手してやってもいーぜ。」
なんかよくわかんねーけど、その気になったんならまぁいっかー。
ペロリと自分の唇を一舐めしてベルトに手をかけ、ボタンを外した。
玲輝が僅かに腰を浮かしたのでズボンと下着を一緒に下まで下ろす。
当然まだ反応のないソレを手に取り、上下に動かした。
少しづつ大きくなっていく玲輝の先端に舌を這わし、円を書くように回したり先っぽを弄ったりしたら、上から甘い吐息が漏れてきた。
「慣れてんな……ゲイだったのか?」
「んーん?男と何度かしたことはあるけどー。」
ゲイとかそれ以前に、好きになった人がいないから分かんねーな。女のがヤりやすいけどどっちがいーとか特にないかも。
「…………外部生だからって油断してたな……。」
「なんか言った?」
「いや。」
小さい呟きが上手く聴き取れず首を傾げながら玲輝を見上げたけど、答える気はないみたいだったから俺は再び舌を出した。
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