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「はっ、……、っ。」
生暖かくて湿った感触を胸に感じた。
そのままコロコロと遊ばれるように舌先でいじられて、じんとする甘みに目を伏せる。
視界がなくなった分、感覚がそこに集中して与えられる快楽に身を委ねた。
少し痛んだ玲輝の毛先が肌に当たってて、それすらも心地よく感じる。
「……んっ?」
しばらくすると顔が離れてもう片方の胸にぬめりとした、けれど舌とは違って冷たい感触に目を薄く開ける。
「あ……。」
俺が持ってきたローションか……。
つーっと肌を滑る透明な液体を掬いながら指が上がってきて、ギュッと摘まれた。
「ふッ……は、っん、……!」
突然の強い刺激にビクッと肩が跳ねた。
強く摘まれてもローションで滑って徐々に離れてはまた摘まれて、また滑って、また……。
うわ、ヤバい。すげー気持ちいー……。
俺はだんだん息が上がってきて軽く走った後みたいに短い呼吸を繰り返した。
下半身も反応してきて未だに履いたままのズボンが苦しい。
ズボンを脱ごうと手を伸ばしたけど、先に玲輝の手がベルトに触れたから任せることにした。
けど、焦らすようにゆっくり、ゆっくりと外していくのがものすごくもどかしくて。
「はあっ……、れき、はやくっ……。」
ベルトとボタンが外れたあたりで俺は我慢出来ずに自分でチャックを下ろすと下着と一緒に脱ぎ捨てる。
そこにはすでにそそり立ったものから蜜が溢れていた。
それを見てちょっと感動した。乳首弄られただけでこんなになってるのか……。
でもそれだけじゃ物足りないのは確かで。
自分で触ろうとした手は玲輝に止められた。
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