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「いっ!!……痛っ!?」
下半身に激痛が走った。
気を抜いてたとこに突然の痛みを感じて混乱する。
何事かと思って慌てて頭を上げて下の方を見たら……見たら…………。
「きつ。こっちは初めてか?」
「れ、れき!?抜けっ!い、痛い!!」
あろうことか、俺のを扱いていない方の手が俺の……尻あたりにあって……。指を……入れられたんだよな……多分、ってか絶対っ!
しかも遠慮なしに一気に突っ込まれた気がするっ!!
一向に抜く気配がないから逃げようとしたら足の上に馬乗りにされた。
「ちょっ!無理、マジ無理だからっ!!」
暴れようと上体を起こしたけど、急に動いたからかぐらりと視界が揺れて倒れないように床に手をついただけで終わった。
俺は酔ったことをこの時初めて後悔した。
嫌がってる俺の様子を見た玲輝は、新しいおもちゃを見つけた悪ガキのような悪どい笑みを浮かべた。
「ここで気持ちよくなれるってこと俺が教えてやるよ。」
「い、らねぇ!やめろっ……!」
「安心しろ、最後まではやらねー。」
もうすでに不安だらけなんですが!?
そりゃ、男としたことあるし、後ろが感じるってことも知ってるけど。
自分が突っ込まれたいとか思ったことは一度もねぇ!
「う、……く、っ。」
俺の戸惑いなんかお構いなしで、中に入ってる指が動いてる感じがして気持ちわりぃ。
痛いし気持ち悪いのに、前は扱かれたままで、そこは気持ちよくて頭がおかしくなる。
「うわっ!?あっ……!」
そのとき、今まで感じたことのない快感が身体を駆け上がった。
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