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こ、これって……まさか!
俺の反応を見て察したらしい玲輝は執拗にそこばかり弄る。
「うっ、……はぁ、……ん!」
萎えかけてた俺のは再び硬くなり、射精感がこみ上げてくる。
まだ後ろに痛みと異物感があるけどさっきよりマシになってきて、もうイッてしまおうと力を抜いた。
のに。
「なん、でっ!……れきっ。」
扱いていた手で根元を強く握られてそれは叶わなかった。
けど、中に入ってる指は相変わらず感じるとこをグリグリ刺激してくる。
「れき、……れきっ!ん、イきたいっ!離し、てっ……!」
容赦なしに与えられる快感と、咳止められてる苦しさに目にジワリと涙が浮かんだ。
唾を飲み込む余裕もなくて、開いた口から涎が垂れてきっと酷い顔をしているだろうけどそんなん気にしてられない。
玲輝の手をどかそうと掴んだら、離すまいと握ぎってる手に力が入るから慌てて手を離した。
「た、頼むっ、……なぁ、イ……イきたっ……あ、ああっ……!」
やっと……やっと手が離されて、溜まりに溜まったのもが解放される快感に頭が真っ白になった。
ビクビクと痙攣するモノから勢いよく出てくる白い液体が俺の身体に飛び散っていく。
す、すげー、こんな出したのいつぶり……いや初めてかも……。
「はあ、はあ、はあ……。」
射精後のダルさもあるけど、いろんな意味で疲れきった俺は動く気力もなく横になって乱れた息を吐き出した。
チラリと見た玲輝は無表情に近かったけど、僅かに後悔の色が浮かんでいて。
「れ、き……。」
バカだな。と言おうとしたけど俺はそのまま意識を失った。
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