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+°˖✧◝ TRICK OR? ◜✧˖°+
ああ そして今日も日が暮れていく
意味のない鼓動 退屈な呼吸
静けさと煩さで 耳も割れる廃墟の奥
何も知らない魔女が独り 取り残されて嗤っている
張りつけた歪な愛想笑い
こんな邪魔な仮面取り外してしまえないかと引っ張ってみるものの
ああ、そうだ 私が外せないようにしたんだった
思い出しては心の中が空になる
絶望も後悔も とっくの昔に使い果たした
ぬくもり?優しさ? ないよそんなもの 初めから
生まれた瞬間に突き放された その日から
今日も魔女は傷を抱えて
走り去る青空を嗤って見送る
「さあ早く 早くどこかへ行ってしまえ」
もう二度と明日が来ないように
「ああ待って もう少しここで待っていてほしい」
もう二度と独りで眠らなくてすむように
明日も夜も消えてしまえばいいのに
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