「「ドカーン!!!」」

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「「ドカーン!!!」」

朝日が昇る頃、宿屋でティム達が寝ていた。 「「ドカーン!!!」」 「「何だ!?何だ!?」」 ティム達は飛び起きた。 ぞくぞくと壊されたドアから盗賊が入ってきた。 そして、いかつい大きな盗賊が声を荒げた。 「昨日はよくも俺のかわいい子分達を痛めつけてくれたな!!許さんぞ!!」 「待て、待て、待て!!それはお前の子分達が先に私達を襲ったから正当防衛をしただけだろうが!!」 ティムが慌てて言い返した。 「そうだ、そうだ!!それに剣を狙ったから、体は傷つけてないじゃないか!!」 エズフも言い返した。 「なんだと!?かわいい子分達は腕や手を痛がっているんだよ!!」 「「それはこっちも一緒だ!!!」」 「うるさい、うるさい、うるさい!!とにかく、お前達は許さない!!」 盗賊が襲ってきた。 ティム達はなんとかかわしていき、外に出た。 逃げようと馬を見ると、倒れていた。 「「大丈夫か!?」」 ティム達は馬を心配した。 「睡眠薬で眠らせたんだよ。」 外に待機していた盗賊がそう言って、ケタケタ笑っている。 「クソッ!!こうなったら、盗賊の馬を使うぞ!!」 ティムは待機していた盗賊を倒して、馬を奪って逃げた。 「えっ!?ティム様、ちょっと待ってっ!?」 エズフも慌ててティムに続いて盗賊を倒し、馬を奪って逃げた。 「これじゃどっちが盗賊か分からないや。」 エズフが盗賊から奪った馬に乗りながら呟いた。 「何か言ったか?」 「いや、何も……。」
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