season1-2:年上の後輩(viewpoint陽)

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season1-2:年上の後輩(viewpoint陽)

「ホント、マジでヤバイんだって!」  店内に響き渡った声にビクリとして私は思わず振り返った。そして、すぐに正面に向き直り体を小さくする。そもそも小さな体なのでたいして変わらないような気もするが、それでもそうせずにはいられなかった。  しかし、なぜ私の行きつけの居酒屋に野崎さんがいるのだろう。会社に近いというのならばこの偶然もあり得るが、会社の場所から考えるとかなり中途半端だ。  私は自宅が近いのでこの店をよく使っている。というか、ほぼ毎晩ここでご飯を食べている。  お財布にやさしい価格設定なので、ご飯とちょっとしたおかずを頼むだけならコンビニ弁当とそれほど変わらない。それに、作りたての温かいご飯を食べられるのがなによりもうれしい。  就職してから二年以上通っているので、店員さんともすっかり顔なじみになった。二十歳の誕生日にはこの店ではじめてのビールを飲んで店員さんたちにお祝いまでしてもらった。  一人の部屋でご飯を食べるよりも、この賑やかな店の中で食べるご飯の方がおいしい。聞き耳を立てているわけではないが、自分とは関係のない人たちが笑ったり怒ったりしている声を聞いているのは好きだった。  だがそれが知っている人となれば話は別だ。  野崎さんは今年入社したばかりの社員で、私が指導を担当している。草吹主任から担当を言われたときにはかなり気が重かった。大卒ならば二十二歳だから、二十歳の私が教えるとなればかなりギクシャクすると思った。そして、野崎さんが二十三歳だと聞いて、さらに目の前が真っ暗になった。  三歳の差といえば私が中一の頃に高一だ。もう話し掛けることなんてできないくらい先輩なのだ。  はじめて会ったとき野崎に圧倒された。「満月」と書いて「みつき」と読むのだと自己紹介をしてくれたが、その笑顔は月というよりは太陽のようだった。「陽]」という名前なのに根暗で不愛想な私とは正反対だ。  草吹主任に視線を送って「無理です」と訴えたのだが、軽く笑顔で無視されてしまった。 「矢沢陽]」  突然名前を呼ばれて、心臓が止まるかと思うほどドキッとした。  どうやら野崎さんは私の話をしているようだ。これは絶対に聞かない方がいい。そう思っているのになぜだか野崎さんの声はよく響いた。私は手を組み「お願い、もっと小声で話して」と祈ったが、それは野崎さんには届かない。 「良くないよ! 先輩って言っても、まだ二十歳だよ! 私より三つも若いんだよ!」  そうだよね。気になるよね。ごめんなさい。本当にごめんなさい。だけど、私だって望んで野崎さんの指導担当になったわけじゃないんだよ。それだけは分かってほしい。 「とにかく年下の先輩ってのがやりにくいんだって!」  やっぱりそう思ってたよね。野崎さんはいつも元気いっぱいの笑顔だったから、それほど気にしていないのかと思っていたけれど隠していただけだったんだね。それに気付けなくてごめんなさい。だけど、私にもどうしようもないんだよ。 「誰がババアだ」  え? 何の話? 私が年齢の割に年寄り臭いってことなのかな? 小柄だから若く見られることが多いんだけど……。やっぱり仕事のことでアレコレ注意してるから口うるさいと思われているのかな。  でも、野崎さんって返事はいいのになかなか覚えてくれないんだもん。野崎さんは私よりも年上だし、できるだけ丁寧に教えようとは思ってるんだけど、ちょっと厳しく言っちゃうこともあったからな。ダメだな。反省しよう。  でもね、嫌がらせで口うるさくしているわけじゃないんだよ。本当だよ。  野崎さんにも色々と不満があるよね。やっぱり年下の私のことなんて信頼できないよね。野崎さんよりも少し早く就職したけど、人間的にはまだまだ大人とは言えない。  私は残り少なくなっていた豚の生姜焼きを口に運んだ。先ほどまではおいしかったはずの生姜焼きの味を感じない。 「矢沢さん、不愛想すぎて何を考えてるか分からないんだよね」  私は生姜焼きの皿の中に顔を突っ込んでしまう寸前でなんとか体を制した。  自覚はある。草吹主任にも「もう少し笑顔を作ってみようか」とか「表情が硬いよ」と言われ続けている。自分でも気を付けているつもりなのだ。  頭の中では色々なことを考えているのに、それが表情筋に伝わらない。言葉として出てこない。野崎さんは笑ったり驚いたり感心したり、その度にコロコロと表情が変わる。そんな野崎さんがうらやましい。 「それって社会性なさすぎじゃない?」  もうダメだ。耐えられない。これ以上聞いていたら、私は再起不能になる。もう手遅れかもしれないけれど、とにかくこの場を離れよう。 「陽さん? どうかしましたか?」  声を掛けてきたのはアルバイト店員の輝美(てるみ)ちゃんだった。私より一つ年上の大学生。胸に付けている名札に『輝美ちゃん』と書いてあるため、ついつい馴れ馴れしく呼ぶようになってしまっていた。 「あ、いえ、なんでもありません」  私は声を潜めて言う。すると輝美ちゃんは少し首を捻って考える仕草をした。そして店内を少し見回す。 「ちょっとあちらのお客様の声が大きいですよね。注意してきましょうか」 「あ、て、輝美ちゃん、大丈夫。大丈夫なので」  輝美ちゃんはやっぱり首を傾げて私を見る。とにかく、今日はこれ以上ここにいるのはまずい気がする。 「輝美ちゃん、お会計を……テーブルチェックしてもらえますか?」  私は財布を取り出して二千円を輝美ちゃんに渡す。多分千円でもおつりがくるくらいだと思うが念のために多めに出した。  レジで手間取って野崎さんに見つかってしまうのを避けるためだ。 「あ、はい……ありがとうございます」  輝美ちゃんは首を捻りながらお金を受け取ると伝票を持ってレジに向かった。  あとは店を出るだけだとホッとした瞬間、再び野崎さんの声が耳に届く。 「よかったらランチどうですか~? って声をかけたのに、ガン無視された。それで一人でご飯を食べに行っちゃったの」  え? ウソ。あれ、私に声を掛けてたの?  野崎さんは同期の錦(にしき)さんと仲がいいし、野崎さんの一年先輩にあたる砂川(すなかわ)さんとも一緒にランチに行っている。だから、そうした仲の良い社員の誰かを誘っているのだと思った。まさか私に声を掛けていたなんて思わなかったのだ。無視をしようと思ったわけじゃない。本当に気付かなかっただけなの。ごめんなさい。  せっかく野崎さんがランチに誘ってくれたのに、それを無視してしまうなんて、私はれだけマヌケなんだろう。  ダメだ、泣きそう。 「陽さん、おつりです」  輝美ちゃんがレシートとおつりを持って戻ってきた。千円札と少しの小銭がある。  私は小さく頭を下げてそれを受け取り右手で握りしめた。本当は「ありがとう」くらい言うべきだと思う。だけど、声を出したら涙がこぼれてしまいそうだった。  私はそのまま立ち上がり、体を小さくして店の外まで出た。  私の様子を心配したのか、輝美ちゃんは店の外まで見送ってくれた。しかし私はお礼もお詫びも言えず、ただ軽く手を上げただけで足早にその場を去ることしかできなかった。  月曜日。私はかなり緊張しながら野崎さんの出社を待った。  野崎さんは金曜日の夜に私が同じ店にいたことを知らない。  だけど私は、野崎さんが私に対して不満を抱いていることを知ってしまった。  野崎さんが不満を口にするのも仕方のないことだと思う。私は野崎さんよりも少し早く入社しただけだ。年下だし、特別仕事ができるわけでもないし、不愛想だし、うまくしゃべれないし……。  そんな名ばかりの先輩に対して、野崎さんがやりにくいと感じるのは当然のことだと思う。  それでも今は私が野崎さんの指導担当なのだ。その責任をまっとうしなくてはいけない。むしろ、あの金曜日の夜をチャンスだと考えよう。野崎さんの不満や不安に気付けたのだ。今からでも遅くはない。野崎さんが少しでも仕事をしやすいと思えるようにがんばってみよう。  草吹主任からこれまで何度も言われてきたのに直せなかったのは私の怠慢だ。今日から生まれ変わったつもりで野崎さんの指導に当たってみよう。  そんな決意を胸の中で繰り返していたとき野崎さんが出社してきた。 「おはようございます」  野崎さんはいつもと同じように太陽のような笑顔で挨拶をする。私には野崎さんのような笑顔はできない。それでも私なりに笑顔を浮かべて挨拶をすることからはじめることにした。  私は表情筋に命令を出す。笑顔とは口角を上げて目を細めて作る。がんばれ、表情筋! 「おはようございます」  私は笑顔で野崎さんに挨拶を返した。ちょっとうまくできたような気がする。その証拠になんだか野崎さんの表情が少しやわらかくなったように見える。  もしかしたら、こうして笑顔で挨拶をしたのは入社してからはじめてのことかもしれない。今日を記念日にしよう。私だってやればできるんだ。なんだかそれだけのことがすごくうれしい。  これからもこうして少しずつ野崎さんの気持ちをほぐしていこう。そうすれば、野崎さんといい関係を築けるはずだ。  朝の挨拶に成功したことで私は上機嫌だった。今日はバリバリ仕事が出来そうな気がする。  しばらくして、野崎さんが次々と引き出しを開け、ファイルをパタパタと振っているのに気が付いた。 「野崎さん、どうかしましたか?」  私は野崎さんの方を向いて尋ねた。これもいつもよりやさしい声で話し掛けられたような気がする。なんだか、少しだけ成長できたような気分だ。 「あ、えっと、ボールペンを失くしちゃったみたいで……」  あちこち開けていたのはボールペンを探していたのか。私も時々ボールペンを失くしてしまう。  打ち合わせに出たときに落としてしまったり、知らずに家に持ち帰ってしまったり……。ともかくボールペンというものは、なぜかよく無くなるのだ。だから、私はボールペンを数本ストックしている。 「どこかに置き忘れたんですか?」 「いや……どうでしょう……」  記憶をたどっているのか、野崎さんはしきりに首を傾げている。  野崎さんがいつも使っているボールペンは、私が使っているものよりも高級そうだった。そんなボールペンを失くしてしまったのだからショックは大きいのだろう。だからといって仕事の時間をボールペンの捜索に費やすわけにはいかない。  それに失くしたボールペンは忘れた頃にポロっと出てくるものだ。今日は私の予備ボールペンを使ってもらうことにしよう。  私は一番上の引き出しを開けて予備のボールペンを一本取り出した。 「では、今日はこれを使ってください」 「ありがとうございます」  野崎さんは私のボールペンを笑顔で受け取ってくれた。なんだか気の利く先輩っぽい行為ではないだろうか。  本当に今日は良い日だ。ボールペンを失くした野崎さんはかわいそうだが、私は先輩らしい行動がとれて大満足だった。こうしたことを積み重ねていけば、きっと野崎さんにも信頼してもらえるようになるはずだ。  もちろんボールペンを渡すときにだって、表情筋に笑顔の命令を出した。にこやかにボールペンを渡す先輩、という図になっていたはずだ。  それなのに火曜日になると、野崎さんの態度がどことなくよそよそしくなった。  出社した野崎さんに挨拶をした瞬間から、何かぎこちないような感じがあった。そして、何度も私の方をチラチラとみている。  もしかしたら急に笑顔で挨拶をするようになったから、逆に不気味に感じているのかもしれない。不愛想だった人間が急に愛想よく接するようになったから警戒しているのかもしれない。さすがにそこまでは考えが至らなかった。どうすればいいのだろう。  笑顔を止めて元に戻すというのは愚策だと思う。ここは、笑顔を続けることで、他意はないのだ、警戒する必要はないのだと伝え続けるべきだと思った。  水曜日も私は笑顔で野崎さんと接することを心掛けた。  仕事をはじめてから、野崎さんがパンプスのままであることに気が付いた。野崎さんは、出社すると通勤時に履いていたパンプスを脱いでフワッとした猫ちゃんのスリッパに履き替えている。  私も履き替えているのだが、私が履くのは安物で特徴のないサンダルだ。だから野崎さんの猫ちゃんスリッパがちょっとうらやましかった。仕事で疲れているときに野崎さんの猫ちゃんスリッパを見ると癒されていた。  恥ずかしいから私は会社で履くことはできないけれど、家の中なら使ってみたいと思っていた。だから、いつか機会を見付けてどこで買ったのかを聞こうと心に秘めていたのだ。  もしかして、自宅に持ち帰ってしまったのだろうか。それとも捨ててしまったのだろうか。  もしも捨てるのならば欲しかった。いや、人が履いていたスリッパを欲しがるなんて変態っぽい。それはダメだ。ダメすぎる。もしも捨てるのであっても「捨てるならちょうだい」なんて絶対に言ってはいけないヤツだ。  そんなことを思いつつ野崎さんの足元に視線を送っていたら、なんだか不審な目で見られてしまった。足元をジロジロみられたら気持ち悪いと感じるだろう。私は気を取り直して仕事に戻った。  木曜日、出勤した野崎さんがとても慌てていた。「どうしました?」と、できるだけやさしく声を掛けてみる。 「あ……パソコンが動かなくて……」  野崎さんは眉尻を下げて困った顔で言った。そんな顔を見ると三歳も年上だとは思えない。ここでバシッと解決すれば私が年下であっても頼れるのだと思ってもらえるかもしれない。  私は、パソコンが動かない原因について冷静に頭を働かせた。  パソコンの故障やウイルスへの感染も考えられるが、それは最後に考えるべきことだろう。もっとも単純で意外とやってしまうミスは、知らない間に電源を抜いてしまうことだ。  例えば、ひっそりとスマホを充電しようとした誰かが間違って別の電源まで抜いてしまうこともある。あとは、足癖の悪い誰かが勢いよく蹴り飛ばして抜けてしまうことだってあるだろう。  私は、デスクの下を覗き込んだ。そこには案の定、コンセントにつながっていないパソコンの電源コードが見えた。 「電源が抜けてますね」  そう伝えると、野崎さんも慌ててデスクの下を覗き込んだ。 「あ、本当だ。どうして……」 「ときどきこういうこともありますから」  私はそう言って笑顔を作る。多分、これまでで最もうまく笑顔が作れたような気がする。  最近、野崎さんがやけにバタバタしているようだけど、おかげで今までよりもうまくコミュニケーションが取れているような気がした。  さらにコミュニケーションを深めるために、金曜日にはランチに誘うことにした。  かつて私は、野崎さんがランチに誘ってくれたことに気付かずに無視をしてしまったらしい。だから、野崎さんからランチに誘ってくれることはないだろう。だったら私から野崎さんを誘えば良いのだ。  昼休みに入って私は声を掛けようと野崎さんを見た。「一緒にランチに行きませんか?」と言えばいいのだろうか。それはちょっといきなり過ぎるかもしれない。「ランチの予定はどうなっていますか?」これくらいがいいかもしれない。いや、ちょっと硬すぎるだろうか。「ランチをご一緒させていただいてもいいですか?」ならばどうだろう。何か違う気がする。他の人はどんな風にランチに誘っているのだろう。  少し笑顔で挨拶をできるようになったといっても、ランチに誘うのはまだまだハードルが高そうだ。これはもう少し慣れてからにしよう。  私は野崎さんをランチに誘うことを諦めて一人でランチに出掛けた。  金曜日の夕方、草吹主任に呼び出された。主任のデスクではなくミーティングルームに呼び出されたことを考えると込み入った話なのかもしれない。考えられるのは野崎さんへの指導のことだけだ。 「野崎さんはどう?」  それが草吹主任の第一声だった。やはり予想通りの内容だ。  正直、私は人に指導ができるような人間ではない。これで、指導者失格の烙印を押されたとしても、それは野崎さんにとってはいいことかもしれない。 「野崎さんはがんばってくれていると思います」 「矢沢さんは?」 「私? 私も、がんばっているつもりですけど……」  居酒屋で野崎さんの私に対する不満は聞いている。あれからは特に意識をしてがんばっているつもりだけれど、それまではまったくできていなかったという事実は変わらない。それに、いくら自分ががんばっても自己満足ならば意味はない。  以前よりは上手くコミュニケーションが取れるようになったと思う。けれど、それでもまだまだ足りないことは自覚していた。だって、私は野崎さんをランチに誘うことすらできないのだ。  私が入社したとき指導をしてくれたのは草吹主任だった。当時二十八歳だった草吹主任は、まだ主任ではなかったけれど、とても大人で頼りになる素敵な先輩だった。  あの頃の草吹主任と比較すること自体がおこがましいように感じるけれど、私なんかに指導されている野崎さんが気の毒に思える。 「なんかネガティブなことを考えてるでしょう?」  草吹主任はやさしい笑みを浮かべて、人差し指で私のおでこをツンと突いた。 「いえ……あの……でも……」  私は俯く。手を握りしめその甲をじっと見つめた。草吹主任のようになりたい。だけどそう思えば思うほど草吹主任は遠い。 「私には草吹主任のようにはできません。だから、指導は別の方にお願いした方が野崎さんにとっても……」  私は勇気を振り絞ってその言葉を口にして顔を上げた。だが、座っていたはずの草吹主任の姿がない。  室内を見回すと草吹主任はいつの間にか窓際に立っていた。指先でブラインドの隙間を広げて外を眺めている。 「主任?」 「あ、ごめん、何か言った?」  そうしてのほほんとした顔で戻ってくる。 「ブラインドを見ると、ついついアレをやりたくなっちゃうよね」 「はあ……」  振り絞った勇気が空振りしてしまった。もう一度言わなければいけないのだろうか。 「そんなわけでね」  草吹主任は言う。どんなわけなのかわからない。 「矢沢さんは、真面目で一生懸命ですごく頑張ってるから、本当に期待してるの」 「私なんて……」  すると、草吹主任はファイルでポンと私の頭を叩いた。 「そんな風に自分を卑下する言葉を言っちゃだめ。今度口にしたら叩くからね」  もう叩かれていたがそれは言えない。 「矢沢さんに足りないのは、人とちゃんと接することだと思うの。仕事は一人きりではできないからね」 「はい……」 「それに」  そう言うと草吹主任は立ち上がって私の前に来た。 「こんなにかわいい矢沢さんを、もっとみんなに知ってもらいたいじゃない」  そうして私をギュッと抱きしめる。草吹主任は着やせするタイプだが、こうして押し付けられると否応なくその豊満なバストを体感できてしまう。息が苦しい。  私は草吹主任の肩を叩いて息苦しさを訴えたが手が緩まる気配はない。  そうして、窒息寸前まで抱きしめられながら、草吹主任の期待に応えらえるようにもっとがんばろうと心に誓った。
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