電話ボックスとテレフォンカードはムダなもの?

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 ぼくはね、正直に言うと、電話ボックスなんて未来には残っていないと思っていたんだ。  テレフォンカードを片手に、ふるえる指先は久しぶりの回す形式の(本来の意味合いの)ダイヤルに苦戦を強いられていた。  まさか明日世界から何かひとつのものが無くなりますよと言われて、真っ先にいらないものリストに数えられるようなものの代表格であるコレが、こんなにも必要不可欠になるとは、誰も想像しなかっただろうな。
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