1. 好きだった

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ーーーーー 俺が箱を開けると、ショートケーキが2つ入っていた。 …姉ちゃんのやつ、最初から俺と梓を2人きりにさせるつもりだったな? グッジョブ!!!! 梓「あっ、あのさ…。」 ケーキを皿に乗せていると、梓が話しかけてきた。 梓「実はあたしも引越し祝い持ってきてて…。」 直樹「…梓が俺にお祝い!? やったー!!!」 差し出された袋を開けると、オシャレにカットされたフルーツの盛り合わせだった。 梓「ほっ、ほら! 男の一人暮らしだと栄養偏るかなぁって…。これならビタミンだけでも取れるでしょ!?」 梓が俺の健康を気にしてくれてる…!? 俺の胸はズキューン!ときてしまった。
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