1. 好きだった

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梓「…ありがとう。」 直樹「へっ…?」 梓「そんなふうに思ってくれてたなんて、知らなかったから。だから嬉しかったというか…。あっ、ありがとうと思っただけよ!」 ぶっきらぼうな口調だけど…。 俺の胸はたまらなく熱くなった。 梓「そっ…!そろそろ暗くなってきたから帰る!!」 梓は急に立ち上がった。 窓の外を見ると、綺麗な夕日が見えた。 直樹「そうだな、真っ暗になる前に帰った方が良いな。」 …本当はもっと一緒にいたいけど。
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