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おまけ
ガチャリと開いたお姫様の部屋の扉。
中からアルが出てきた。
「よー、、アル!お前、、3日はやりすぎじゃないか??」
アルに話しかけたのはアルの友人であり城を守る兵隊でもあるターニャ(男)
「初日は暴れたけど、まぁ最後は素直になったわ!あー気持ちよかった!」
「お前、、こちとらお前らがヨロシクやってる間ずっと見張りしなきゃいけないの知ってるくせに、、声の一つでも聞いてやろうと思ったのにまた魔法かけやがって!」
「聞かせるわけないだろ?俺のセスなんだから」
「はっ!!惚気やがって!で?またあれ使ったの?本音薬!」
「あー、、使ってないよ!使ったのはリラックスできるちょっと濃いめのハーブティーくらいかな?」
「まじ?あの破天荒姫さんが本音薬なしで??」
「あー、、あいつ素直だからねぇ、、催眠術とかすぐかかるタイプ、、まぁそこが可愛いんだけど、、」
「うわぁ、、きもぉ、、疲れた身体に惚気は無理だわー」
「うるせー。とりあえずここ俺が守ってるから見張りいらないわー!じゃ!お疲れ!」
「は?」
アルはそう言うとまた部屋の中に入っていった。
「てか、、それ、、3日前に言ってくれてもよくない?、、、」
ターニャは泣きそうな顔でそう呟いた。
アルは部屋に入るとカーテンの隙間から入る日の光に照らされて眠るセスを見つめる。
透き通る様な白い肌、
この世界に一人しかいない銀色の髪
整った顔
ピンクのちく、、、割愛。割愛。
セスの隣にそっと腰をかけると寝息を立てているセスの長い髪を少しだけ手に取り口付けた。
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