第二夜

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なんなの!なんなの!なんなの!! なんなの?あの余裕は!! 甘すぎてどうしたらいいか分からないよ、、。 セスはベッドに寝転びジタバタと身体を動かしていた。 顔が熱い。 アルの視線が、、、、怖い。 見透かされているみたいで、私の気持ちが全部 バレてしまっているみたいで、、。 どうしたらいいのか分からないの。 「もー、、、よく分かんない、、。」 「あら、、、恋する乙女は忙しいわね。」 背後から聞こえた声にセスは慌てて起き上がった。 「マ、、、マリー?、、いつから、、いたの?」 「セスがベッドの上でジタバタしてるくらいかしら?」 「ひゃぁぁぁ!最初からじゃん!」 「そうね。」 「もっと早く声かけてよ!」 「あら、、そんなの面白くないじゃない?」 「面白さ求めないで!!」 「セス、朝に言ってた事教えてあげるからちょっとツラかしな。」 「いや、、いきなり話題変えすぎでは?」 「いいから私の部屋に来なさい。」 「う、うん。」 マリーはスタスタと屋敷内の部屋に歩いていく。 朝の事って、、 アルに好きって言って欲しいって事だよね、、? どうやってやるんだろう? セスはマリーを追いかけながら考え込んでいた。
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