第一夜

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何も考えず着ていたネグリジェはよくよく見ると前についた何箇所かの紐を引っ張れば私の身体が露わになる作りだった。 シュル、シュル、シュル。 止められていた3箇所の紐をアルが器用に解いていく。 「アル、、、やだ、、やめて、、」 「だから言ったろ?今日からセスは俺の妻なんだって」 「夫なら魔法で身体を拘束しないでしょーが!!!」 「おっまだ素直になれないの?ならこれ飲ませちゃおうかな?」 アルがベッドサイドに置いてある小さな瓶を取ると私にソレを見せてきた。 「アル、、それって、、まさか、、」 「そ?これは、本音薬!」 ニコリと笑って蓋を開けるアルはグイッと瓶の中身を口に入れてセスの顎を掴んだ 「ちょ、、それ!ダメなやつです!!アル! 落ち着いて?ね?アル、、んー、、ゴクン」 アルの口からセスの口に流れ込んだ本音薬というやつは気持ちいいくらいの音と共にセスの喉を通っていった。 「久々だろ?また可愛いセスちゃん見せて?」 「ふぁ、、、あー、、、アルぅ、、」 「なーに?」 「身体動かないのやだの!セスはアルにギュってしたいの!」 薬は超即効性らしい、、。 「いいよ?解いてあげる」 「ぎゅぅぅぅぅ、、アルの馬鹿!!勝手に2年もいなくなって寂しかったんだから、、」 「ごめん、、、もうずっと一緒にいるから」 「おっぱいのでかい女といっぱいシテきたくせに」 「してないって」 「セスのおっぱいじゃだめなの?」 「セスのおっぱいしかいらないよ?」 「結婚するの?」 「結婚したの。」 「セスとえっちするの?」 「するよ?」 「早くして?いっぱいして?」 「、、、、あー、、、まじでセスは可愛すぎだよなぁ、、」 アルはセスの口に深い口付けをする。 セスの身体にもう拘束の魔法はかかっていない。
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