バス停でトラブル★解決策は

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 バスは、1つのバス停に行き先が違うバスが複数止まる停留所が多い。  特に、駅前の停留所では、深刻な問題になることがある。  バス停に早くから並んでいた人が、先にバスに乗るべきなのが原則である。  しかし、列が2、3列できたときにトラブルが起こる。  1列目ができたとき、次のバスに乗らない人が混ざって並ぶとする。  そして、1列目を諦めた人が2列めを形成する。  すると、1列目の後方に並んだ人よりもあとに来た人が2列めの前方にいる。  1台目のバスが来ると、1列目の大半が乗れればいいが、半分も乗れなかった場合、2列めとどう調整するかである。  一番多いケースは2列めの人が1列目に割り込んで前に入ろうとして、トラブルになる。  高校生がそれをやって、苛立った男性に怒鳴りつけられて泣き出したこともある。  1列目の人は後方でも、先にいたのだから正しい。  2列目の人は前方にいる。  列の前方なのだから前方に並ぶ。  真っ向から対立した。  神対応だと思ったのは、1列目の人と2列めの人が話し合いをして、交互に1列をつくるという結論に達したときだ。  正しい答えでないかもしれないが、話し合って決めたのでみんな納得した。
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