変身〜やまとなでしこしちへんげ〜

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 「それでは、改めまして。呼ばれて飛び出て、桜の精・ユンホォアですわ。どろ〜ん」  「どろ〜んじゃねえよ。誰も、呼んでねえし。今日が日曜日で良かったけど、午後からグラウンドで自主連だからそれまでに戻せよな。ってか、本当に何で出てきやがった?」  ちなみに、兄貴と親父は早朝から宇賀神の仕事とやらで得意先回りをしている。本編でも描写はないけど、未だに仕事の日には外出したり学校を早退・欠席したりしていますよ。  「まあ、ひどい言われよう。ワタクシ、先日呼び出された際に本当にみなとさんを満足させられたか心残りだったんですの。そして今日、喜ばせるための新たな方法を思いついて現れた次第ですわ。折よく、コンテスト『変身』の募集も始まりましたし。これは、ワタクシに活躍せよと言う神(エブリスタ)の啓示ですわね?」  「知るか。どうせ、下らねえことだろ…。ってか、そうだ。逆におれの方から、やってほしかったことがあるんだ」  「はい?」    「宿敵・龍之介に変身して、こないだ好き放題言われた腹いせに思う存分罵らせろ!」
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