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「あ、あなたの方がよっぽど下らない…。なんか、のび太が似たような事やってた気もしますわね。本当に、そんなことでいいんですの?」
「ああ。兄貴の分も含め積年の恨み、今こそ晴らしてやるぜ!」
「新学期からこっち、2ヶ月も経ってないと思いますけどね。どろ〜ん、こんな感じですか?『みな君、オレに言いたいことがあるって?分かった、何でも言ってみろよ』」
「ん?今何でもって言ったな?それじゃ、言ってやるぜ。耳かっぽじって、よく聞けよ。え、えーと。えーと…」
「どうか、なさいまして?」
「なんかこう、身長差あんま無い状態で龍之介のこと見たら確かに可愛いかなって…。兄貴がほだされる気持ちも、分かるかな。後でちょっと、個人的にお付き合いしてもらっていい?」
(あっ、これは。龍之介さんと直接お会いしたことはありませんが、彼が馬鹿にしたくなる気持ちも分かりますわね)
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