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はじめに…
人を信じることは尊いことです。
でも人を信じ過ぎて悪い人に騙され辛い目に遭ったと言う人もいます。
だからと言って騙されまいといつも世の中を斜めに見ながら人を疑ってばかりというのもまた寂しい人生です。
人を見て全面的に信じて良いのか信じてはいけない人なのか、それを判断するのは難しいです。まして人生経験の浅い若者なら尚更です。何事もなく明るく楽しい人生を送れたらそれはとても幸せなことですが、なかなか人生楽しいことばかりではありません。
さてこの物語には『愛園教』という信仰宗教の中で物語が展開していきます。圧倒的な存在感のある神渡教皇(かみわたりきょうこう)という教祖を強く信じ多くの信者が集い深く崇拝しています。しかしこの神渡教皇とはとんでもない人物だったのです。
これはフィクションなので、一部の宗教を避難する物ではありません。単に私が想像して創作し小説に過ぎません。読んで何かを感じて頂けたら嬉しいです。
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