どこにいる

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どこにいる

貴方は今、どこにいるのだろう マンションの隣に住んでいて、幼い頃からよく遊んでいた貴方。 そんな貴方に違和感を感じるようになったのは中学3年の春だった 「砂名、まだ帰ってなかったのかよ」 『悟を待ってたんだよ。どうだった?進路指導』 「あー。まぁ・・・別に普通」 『何それ!ま、悟の成績なら希望校は楽勝だろうしから先生も文句ないか』 「そんなことねーよ」 『私なんてもっと頑張らない無理だって言われた』 「ま、お前馬鹿だからな」 『いや。酷くない?』 「本当の事だろ」 そう言って笑って見せる悟の笑顔はいつも通りなのに、どうしてかこの頃から悟は少し疲れているような様子を見せる時があった 悟の夢は医者になって病気で苦しんでる人を1人でも多く助ける事 私の夢は警察官になって、悪い奴等から人々を守り助けること。それが幼い頃の夢昔悟と語りあったことがある 《悟はお医者さんになって沢山の人達を助ける》 《うん》 《私は警察官になって悪奴等から人を守り助ける》 《うん》 《私達2人合わせたらさ!物凄く沢山を人達を助けられるよね!!》 《うん・・・そうだね》 幼い頃語り合った事なんて悟はもう忘れちゃってるかな
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