ここあきすた！

コラム3（主要キャラ修了証）

学籍氏名：遊佐美緒
所属キャンパス：黑稜
学年：1年
好きなもの：鍋、ココア様
嫌いなもの：束縛、ココアちゃん

スタミナ：★★★★☆☆☆☆☆☆
攻撃力：★★☆☆☆☆☆☆☆☆
防御力：★★★★★★★☆☆☆
速度：★★★☆☆☆☆☆☆☆
補助力：★★★★★☆☆☆☆☆

　ココアのクラスメイトで、彼女がA等部で最初にできたお友達。黑稜カースト上層のココアと仲が良いということで、そのグループへの窓口として多くの戦略家を処理する、黑稜社会でも相当アクティブに活動している有能学生でもある。

　ただ本人はブランド戦争にはあまり興味が無く、ただ好きだからココアの近くに居るのだし、ただそうすべきだからグループの管理もしているというだけ。ちなみにココアを好きなばかりに、多くの人を巻き込んでココアを虐める癖を拗らせちゃってる。また、言うまでもなく作中随一の鍋奉行である。

　遊佐家は行商の性格が強く、金閣グループにおいても物資や防具などを用意する超重要な役回りにあった。井伊家とはその頃から縁があったので、ココアと仲が良いのはブランド戦略においては大きな意味を生む。

　が、繰り返しになるが彼女はそういうブランド戦略は興味無いのであり、自分の交友関係や学園生活にいちいち意味を付加してくる家を毛嫌いしている。そして、彼女はタマほどでないにしても自己嫌悪に蝕まれている。

　自由でありたいと思い、純粋に好きな鍋道楽で旅行してみたりブランド戦略に全く関係無いココアFCを作ったりバイトしたりと大きな積極性を発揮しつつも、その一方でユラのように親と絶縁かまして独り暮らししたりバ会長みたいに大多数の前で平然とパフォーマンスしたりといった域ではなく、その中途半端さで籠鳥檻猿を自らに感じている模様。

　ココアと友達になったのは彼女から声を掛けたのが発端だが、理由はココアがあまりにもポンコツで矛盾してて無害な"ココア様"だったから。そんなココアの喜怒哀楽を味わうことで自らの自己嫌悪を緩和することができるから、ココアの笑顔のお手伝いをするのだし、ココアの泣き顔を見たいのだった。

　しかしココアは玉席として活動を続けて成長していく。(比較的)真っ当な友達も続々と増えて、どんどんココアは彼女が愛した"ココア様"から遠ざかっていく。それが何だかんだ一番の親友枠であるココアそのものが自分から離れていく感覚へと繋がっているのが彼女の現在最大の悩みである。

　プロローグでお昼ご飯描いてみたら思いのほか反響があった為にすっかり鍋奉行キャラになっちゃった主人公の親友枠。その勢いもあって本作では事ある毎に色んなお鍋を紹介する羽目になりました。皆さん何鍋が好きですか？

　それプラス、巫山戯半分でココアFCを創立したココア様の精神蹂躙事案諸々の主犯でもありますが、彼女がサイコパスかどうかは各々の判断に委ねます。