最後の一年間は。

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【6】 ここから、俺の小説に対する意見箱でアンチがくるようになった。 心も、体も……傷ついていた。 俺「こんな姿は俺じゃない。」  「俺は元気なんだ。笑顔を作らなきゃ…」  「元気な俺を、笑顔の俺を“演じなきゃ”。」 〈死ねばいい〉〈お前は必要とされていない〉〈ウザい〉 俺「あ…ああぁぁぁぁぁあぁぁぁっっっ!!!!」 発狂して、狂って、おかしくなって、治んなくて。 俺「俺はどうしたらいいんや…?もう人なんて信じられない…!」 笑顔の仮面は壊さず、心だけ壊し、決して分からないようにする。 ふふっ。俺の得意なことじゃないか… のは。
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